歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人口歯根のことです。インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込みます。そのように聞くと、「わあー怖い!」とか「すごく痛そう!」とお考えになると思われますが、大丈夫です。手術は麻酔下で行いますので痛くありません。また術後の痛みについても一般的な数本のインプラント手術の場合はないか、非常に軽いです。
埋め込まれたインプラントは、平均6〜12週で骨としっかり結合します。このことをオッセオインテグレーションと云います。
「そんなもの骨の中にいれて大丈夫なの?」大丈夫です。このオッセオインテグレーションタイプのインプラントは国際的にその安全性高い成功率が学問として立証されております。また日本国内の歯科大学のほとんどがインプラントを臨床に取り入れております。
当院でも、平成2年からオッセオインテグレーションタイプのインプラントを行っておりますが、大変好評です。また近年、インプラントを希望されたり、興味のある方が大変増えております。最近の技術、材料の進化により歯科医療は激変を遂げていますが、その中心となるのはやはりインプラント治療でしょう。ただしインプラントが万能なわけではありません。しかし非常に有効な治療のオプションであることはまちがいないと思います。